なべちゃん運転士の三が日

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    新年あけましておめでとうございます。本年もいすみ鉄道をよろしくお願い申し上げます。

             まもなく2019年の初日の出を迎える元旦大原駅始発列車

     

    さて、私なべちゃん運転士は新年の三が日、全日列車の運転乗務を担当させて頂きました。

    2019年の幕開けということで、また、私の運転士としての5年目のスタートということで、

    その三日間の一部始終を紹介させて頂くのも一興かと思い、筆を執らせて頂きました。

    三日間というとドキュメント72時間みたい?そこまで詳しくはありませんが…(^^ゞ)。
    最後までおつきあい頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

     

     

    1月1日(火)

    今年も元旦大多喜始発一番列車担当です。始発列車の出区点検(運行前点検)を終えたところで

    記念写真を一枚パチリ。冷たく凜とした空気が気持ちを引き締めてくれます。

    2年連続で元旦の一番列車を担当させて頂けるなんて光栄ですね。運転士を目指して

    いすみ鉄道にやって来た私ですから、元旦から運転できるのはこの上なく嬉しいです。

    運転士としての5年目を占う大切な乗務でもありますから精一杯運転させて頂きました。

    初日の出を見に行く方など、今年の始発列車には10名ほどのお客様にご乗車頂きました。

    新年最初のお客様を無事に目的地まで送り届けることができて嬉しかったです。

     

    私が見た初日の出ですか?正確には折り返し大原始発下り列車の運転中、国吉駅到着前に

    列車のバックミラー越しに見たものとなります。これはこれでローカル線らしくて味のある

    素敵な初日の出なんです。でも、いすみ鉄道の初日の出といえば…

     

    …やはりこれですね。

    乗務間合いに詰め所で休んでいたら、早苗姐さんアテンダントが「なべちゃん、見て見て〜」と

    ドアをコンコンとノックするので外に出てみると、新年恒例の「ひので」ヘッドマークを付けた

    快速列車の姿がありました(先日のブログにも登場してましたね)。

    キハ運転担当の高崎運転士と早苗姐さんアテンダントの粋な計らいで方向幕も「修学旅行」。

     

    ひので号と言えば朱色と山吹色の塗り分けの昭和の修学旅行電車を思い出される方も多いのでは

    ないかと思います。さすがに塗装色までは再現できませんが、「ひので」と「修学旅行」の

    組み合わせで昭和のお友達に喜んでもらいたいというお二人の連係プレーです。

    先輩方のお客様に喜んで頂こうとする姿勢、勉強になります。
    初”ひので”も拝めて素敵な1年のスタートを切れた元旦の乗務でした。

     

     

    1月2日(水)

    本日は午後からの乗務です。運転を始めてまもなく、列車は国吉駅に到着。今日の国吉駅の
    ホーム上では歌や音楽が響き渡り、多くのお客様でとても賑わっています。

    それもそのはず、毎年1月2日の国吉駅ではいすみ鉄道応援団の皆様が餅つき大会を開催して

    下さっているのです。今年も例年通りの開催です。列車が到着してドアを開けると早速、

    掛須応援団長さんが「只今ホームにてお餅を振る舞っております。是非お召し上がり下さい。」
    と列車のお客様に向け声をかけていました。あんこ餅、きなこ餅、からみ餅…応援団の皆さんが

    朝から臼と杵で一生懸命ついたお餅が無料で振る舞われます。そんなお餅をお客様がほおばって

    喜ぶ様子を見ていると、運転を担当している私も嬉しくなってきます。


    私もあんこときなこのお餅をごちそうになりましたが、さすがつきたてのお餅はうまい!

    何でも今日の餅つきのために皆さんで一斗分のもち米を用意したのだそう。応援団や

    地元国吉の皆様のおもてなしの心がしみじみと伝わってくるおいしさでした。


    ミュージシャンの方々のパフォーマンスも楽しい雰囲気に華を添えます。沿線を訪れたお客様に

    喜んで頂きたい…応援団の皆様も私たち乗務員と気持ちは一緒なんですね。

    お客様の笑顔があるからみんな頑張れるんです。これからも楽しい思い出をたくさん

    お客様に持ち帰って頂けるよう、みんなで力を合わせていきたいなあと改めて感じた

    1月2日でありました。応援団の皆さん、本当にありがとうございました。

     

     

    1月3日(木)

    今日は国鉄型キハ列車の早番担当です。今日のように冷え込んだ朝はちょっと早めに出勤します。

    なぜならおじいちゃん列車のキハ52とキハ28、冬場はオイルも固く、エンジン始動に

    時間がかかることが多いからです。


       本日も大多喜駅は氷点下。うーさぶさぶ((((;´・ω・`)))

     

    車両外板にもガラスにも霜がびっしり張り付いていて車内はまるで冷凍庫のよう。

    早くエンジンをかけてキハをウオーミングアップさせてあげなければなりません。


    冬期の朝一のエンジンはこんな感じ。

    前日運行時のエンジンのぬくもりを温存しておいて翌朝の始動を容易にするため、DMH17

    エンジンには毛布が掛けられています。朝一はまず毛布を外してオイルや冷却水の量を確認、

    必要に応じてそれらを補充していざ始動!となります。


    氷点下の中でしたが毛布のお布団のおかげで、3つのエンジンは全て素直に起動してくれました。
    キハ28は昭和39年生まれ、キハ52は昭和40年生まれ。老朽化は進んでいますが、可能な限り

    元気に走り続けて欲しいものですね。検修担当の影山主任には2両の性能維持にご苦労頂き、

    いつも感謝しております。ありがとうございます。

    さて、その後エンジン以外の各部点検を行って午前8時過ぎに出区準備完了。
    8時20分過ぎにホームに据え付けてお客様をお迎えしました。

    今日はヘッドマーク装着なしのスッキリとした顔立ちです。


    その後100D快速からの運転業務につきましたが、今日はピーカンの冬晴れ。そして

    ヘッドマークなしということで、沿線はキハのお客様よりも沢山のカメラマンさん達で

    賑わっておりました。すごいところでは40人くらいの方がいらっしゃったような…。

    皆さん良い写真は撮れたでしょうか。くれぐれも安全には気をつけて撮影を楽しんで下さいね。

     

    今日の沿線はカメラマンさんの他に、列車に手を振ってくれる子どもたちの姿も多数見られ、

    手を振ったり警笛で挨拶したりすると手を振り返してくれたり歓声を上げてくれたりして、

    運転しているこちらも心がほっこりすることが多かったです。いすみ鉄道が色んな方々に

    注目頂いていることを再認識できた1月3日の乗務でした。

     

     

    というわけで、私なべちゃん運転士の三が日乗務の一部始終をお送りさせて頂きました。

    乗務の様子のほんの一端でしたが、少しでもお楽しみ頂けたのであれば幸いです。

    最後までおつきあい頂きありがとうございました。

     

    私もいよいよ運転士5年目。平成最後の今年も、さらに技能を磨いて安全運転に心がけたり、

    沿線情報を発信したりして、訪れて下さる観光のお客様や、日々通勤通学等で利用して下さる
    皆様に喜んで頂けるように皆さんと協力して頑張って行きたいと思います。

    こんな私ですが、これからもよろしくお願い申し上げます。

     

    <おまけ>

    さて、三が日の乗務以外の時間は何をしていたかというと…遅ればせながら年賀状の作成に

    取り組んでおりました。趣味で時々描いてるキハちゃんの新作絵をWindowsのPaintで

    作成していましたが予想以上に時間がかかってしまい新年に間に合わず…( ̄▽ ̄;)
    何とか完成しましたのでキハちゃんからも新年のご挨拶をさせて頂きます。

    「本年もいすみ鉄道をよろしくお願い申し上げます。たくさん乗りに来て下さいね。」

           「キハ20とキハちゃん@上総中野」(作:なべちゃん運転士)



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